Pearly Shells(真珠貝の歌) Ⅰ7(C7)+Ⅱ7(D7)+Ⅳm(Fm)
若い人はともかく、一度は街中で耳にしたことがあるのではないかと思うくらい、有名で優しい雰囲気のする曲です。
市販の楽譜によると、キーはBbで書いてありましたが、キーをCにすると、スリー・コードのC,F,G7に加えて3つ出てきます。
その3つはいずれもCの音階上から外れた音が含まれています。
ウクレレのコード・ダイヤグラムにすると以下の通りです。




C7とD7はセカンダリー・ドミナント・コードと呼ばれるものですが、C7はⅠ7であり、いずれもFコードに進行しています。またC7コードにはBb(シの♭)の音が含まれています。音階から外れた音を出すと、「曲の雰囲気をちょっと変えると」というような意味があります。CコードからFコードに進行するのは山ほどありますが、C7コードからFコードにすることによって、Fコードに進行した時に、強い意志で進行しましたよ、という表現になります。
D7はレ、ファ#、ラ、ドという構成音ですが、やはりファ#の音が音階上の音から外れた音になり、D7→G7→Cと進行すると、雰囲気が変わって聴こえるはずです。
Fmはファ、ラ♭、ドという構成音で、ラ♭も音階上の音ではありません。
Fmはサブドミナント・マイナーと言われるもので、F→Cと進行するのと、Fm→Cと進むと弾いて違いを感じてください。
そこで動画を見てくださいと言いたいところですが、これから動画の準備にかかります。